須磨学園 創立86周年記念コンサート
11月4日、神戸国際会館 こくさいホールにて、須磨学園 創立86周年記念コンサートが開かれました
今年のテーマは『他国を眺めてみれば』。今回のプログラムはどの曲も作曲者の出生国とは異なる国をテーマとして作られています。日本人が外国に憧れやときには嫌悪感などいろいろな感情を抱くように、過去の偉大な作曲家たちも、他国をテーマに想像力を膨らませ、素晴らしい曲を作ってきました。ハンガリー、ペルシャ、イタリア、そしてエジプト、中国、ロシアとフランス…まるで音楽で旅をするかのような楽しいコンサートとなりました。
指揮: 牧村邦彦さん 演奏:大阪シンフォニカー交響楽団
メゾ・ソプラノ: 橘知加子さん テノール: 松本薫平さん バリトン:小玉晃さん
多くの保護者の方々にも楽しんでいただけたことと思います。J1、K1にとっては初めての芸術鑑賞会でした。みんなコンサートホールで聞くオーケストラの演奏に感動し本物の素晴らしさを感じていました。
【プログラム】
黙祷
理事長挨拶
君が代
学園長挨拶
ハンガリー舞曲第1番
ペルシャの市場にて
歌劇「ドン・ジョバンニ」より二重唱
歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲”
~休憩~
プログラム解説
エジプト行進曲
歌劇「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”
大序曲「1812年」
須磨学園校歌
(作曲:ヨハネス・ブラームス)
(作曲:アルバート・ケテルビー)
(作曲:ヴォルフガング・モーツァルト)
ソプラノ 橘知加子 バリトン 小玉晃
(作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ)
指揮者 牧村邦彦氏
(作曲:ヨハン・シュトラウス2世)
(作曲:ジャコモ・プッチーニ)
テノール 松本薫平
(作曲:ピョートル・チャイコフスキー)
(作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一)
ソプラノ 橘知加子 テノール 松本薫平
バリトン 小玉晃
神戸国際会館こくさいホールの3階席までが、すべて須磨学園でいっぱいになりました。
司会の方が曲について時代背景も交えてわかりやすく説明して下さいました。
いよいよ演奏が始まりました。まずはハンガリー舞曲の魅力的なリズムから。
ドン・ジョバンニ。ソプラノとバリトンの楽しい歌声。あっと言う間の前半が終わりました。
指揮者牧村さんによるプログラム解説。ひとつひとつの曲について解説頂きました。
有名なトゥーランドット。テノールの歌声も大変美しく思わず涙が出るほど美しい演奏でした。
大序曲「1812」では須磨学園吹奏楽部の生徒が演奏に加わりました。緊張の面持ち。
演奏が終わって多くの拍手を頂きました。緊張と感激と感動。がんばりましたね。
最後は須磨学園校歌をソプラノ・テノール・バリトンのみなさんで豪華に演奏いただきました。
全員で起立して校歌斉唱。オーケストラと一緒に大ホールで歌う校歌は忘れられない経験です。