平和の誓い


 私達、須磨学園中学校1年生129名は、戦争と原子爆弾の恐ろしさを知り、平和の尊さについて学ぶために、この長崎へやってきました。
 1945年8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されました。このたった一つの原爆は一瞬にして多くの尊い命をうばいました。また、今でも多くの方が放射線の被害に苦しむことになりました。私達は、原爆や戦争はこの世界にあってはならないものだと考えます。世界を平和にするためには、核兵器を世界からなくすことが必要です。しかし、現在でも、世界には約2万5千の核兵器が存在します。実際に、核兵器を保有する国々は、自分達の身を守るために、これを手放そうとはしません。長崎に原爆が投下され、戦争が終わった後にも、水爆の実験によって亡くなった方がいらっしゃいます。
  私達にできることは、原子爆弾の恐ろしさをしっかりと学び、唯一の被爆国として、平和の尊さを世界に向けて訴えていくことです。また、普段から相手の気持ちを考えて行動し、争いをなくしていきたいと思います。みなさん、この誓いを忘れずに、平和な未来を創るために、これから努力をしていきましょう。


2013年10月20日 生徒代表 平田 愛弥