合格発表の日、私はとても緊張していました。でも、掲示板に自分の受験番号を見つけると、 驚きと嬉しさでいっぱいになりました。しばらくの間、本当に自分が合格したのか信じられません でした。 私が須磨学園を選んだのは、個別で学校見学に行った時、先生がとても優しくていねいに、 そして熱心に説明や案内をして下さったからです。その時、出会った先ぱい方が、みんなあいさつ をしてくれて、とても嬉しかったです。私も、きちんとあいさつが出来る人になりたいなと思いました。 そして、「なりたい自分になる」という目標や学校の雰囲気が気に入って、「この学校で学びたい」 と強く思うようになりました。 それからは、いろいろな努力をしました。元々、文章を読むのが遅い私は、 早く読めるようにいろいろな本を読むようになりました。また、間違えた問題を自分が理解できるまで やり直したり、質問することが苦手だったのを、頑張って質問するようにしたりしました。くじけそうに なる事もたくさんありましたが、それを乗り越え、今まで努力してきて本当に良かったと思いました。 でも、この学校に入学できたのは、私一人だけの力ではなく、周りの人達の支えがあったからだと思います。 家族や塾の先生、友達、そして、入試の前日に、「受験頑張ってね!」と私のことを心配して 電話をかけてきてくれた小学校の担任の先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう ございました。 これから、さまざまな学校行事がありますが、その中で、今、楽しみにしていることが三つあります。 まず一つ目は、新入生オリエンテーション合宿です。多くの人たちとふれあい、友達をたくさん作って いきたいと思います。 二つ目は、世界の国々に行くことです。私は外国へ行ったことがなく、 日本以外の国のことをあまりよく知りません。だから、世界の国々へ行き、自分の目で色々な物を 見て、たくさんのことを学びたいです。 三つ目は、ウィンターキャンプのスキーです。私はスキーを したことがないので不安もありますが、上手にすべれるようになりたいと思います。 私たち八十四名は、一緒に泣いたり笑ったりしながら、お互いに助け合い、いろいろなことに チャレンジして、一歩一歩、自分の未来に向かって成長していきたいです。 そして、将来は、ぜひ「なりたい自分」になれるよう頑張りたいと思います。 2008年4月5日 入学生代表 下坂紗貴子
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