活動レポート

ヨーロッパ研修

 私たちV1学年は6月18日から7泊のヨーロッパ研修に行ってきました。今回の研修ではイギリス、フランス、オーストリア、ドイツの4か国に行きました。この記事ではそれぞれの国でどこに行ったかと感想を書こうと思います。
 まず、イギリスではロンドンで大英博物館、ナショナルギャラリー(美術館)に行き、ロンドンアイ(観覧車)、ビッグベン、ウェストミンスター寺院を、ケンブリッジでキングスカレッジを訪れました。大英博物館もナショナルギャラリーもどちらもとても広く、特に大英博物館は広すぎてどこにいるのかわからなくなるほどでした。レオナルド・ダ・ヴィンチやモネなどの絵画やギリシャ彫刻、エジプトの石像、ミイラなど貴重な芸術品がたくさんありました。ロンドンアイの頂上はそのあたりで一番高くロンドンの町を一望することができました。ビッグベンは最近作り直された時計の部分が特に綺麗で、ウェストミンスター寺院は大きなステンドグラスが印象的でした。ケンブリッジは町が全体的に静かで古くからある建物が多くありました。そして、キングスカレッジチャペルの中はとても高い天井一面に扇状の彫刻がされていて当時の職人の技術力を感じました。
 次にユーロスターに乗り、フランスに到着し、モンテベロ高校の生徒にリールの町を案内してもらい、買い物などを楽しみました。次のパリではエトワール凱旋門、エッフェル塔、オリンピックの準備の様子などをバスの車内から見たのち、ルーブル美術館を見学しました。ルーブル美術館は大英博物館よりも広く、建物自体も宮殿だったこともありとてもきれいで、モナ・リザやミロのヴィーナスやサモトラケのニケなど誰もが一度は聞いたことのある有名な作品が多くありました。
 次のオーストリアではマウトハウゼン強制収容所見学とウィーンでオーケストラ鑑賞と市内散策、ウィーン中央墓地見学をしました。マウトハウゼン強制収容所は村の近くの小高い丘の上にあり、周りのきれいな景色とのギャップがすごく、ここで10万の人が亡くなったことが想像できないほどでした。ガス室、焼却炉は写真などもあり現実味があって少し恐怖を感じました。ウィーン市内を見るとやはり芸術の都らしく建物もきれいで穏やかな印象でした。
 最後に、ドイツのベルリンではベルリンの壁、国会議事堂、ブランデンブルク門を訪れました。私は東ドイツの生活を知ることができる博物館に行き、社会主義体制下の人々の暮らしを知ることができました。また、ドイツの人たちはこの4か国の中で一番フレンドリーに感じました。
 今回のヨーロッパ研修は世界一周旅行の最後で一番長い海外研修でしたが、個人的に一番楽しく一瞬で終わってしまったように感じました。
 V1-3 広報推進委員