講評に先立ちまして、保護者の皆様にご挨拶申し上げます。
この度は、生徒たちの雄姿を見届けていただきまして、本当にありがとうございます。また本部役員の皆様におかれましては、準備から運営に至るまで大いにご尽力いただきました。本当にありがとうございました。
さて、ここからは講評に移りますが、生徒の皆さん、本日は本当にお疲れさまでした。皆さんが今日見せてくれた姿には、本当に大いなる勇気をもらったという思いです。
それぞれが、思い切り走る姿、楽しく踊る姿、本性むき出しで棒を引っ張る姿、不意打ちで思い切り人にボールぶつける姿、旗を獲るのが目的なのに棒をつぶしにかかる姿、あと戦国時代みたいな騎馬戦…、そして何より団や学年の垣根を越えてエールをおくる皆さんの姿、…それらすべてが本当に輝きをもったまぶしいシーンとして心に残りました。皆さんもそうだと思いますが、見ている方も本当に楽しくて幸せな時間でした。
応援団も素晴らしいパフォーマンスでした。赤団の心奮わす魂の叫び、橙団のキュートさと野人の遠吠えの奇跡の共存、黄団の果てしなき一体感と破壊力、緑団のすさまじいまでの切れ味、青団の圧倒的なスピード感、紫団の見とれるような完成度、…それぞれの個性が溢れる演技には本当に引き込まれました。そして何より、応援団を応援する、団や学年の垣根を越えて応援するという皆さんの一体感は、希望の光であるかの如くまぶしいものでした。
今日の日は、間違いなく皆さんにとって思い出に残る日、思い出に残すべき日だと思います。家に帰ってからもゆっくりと今日のことを保護者の方と振り返ってみてほしいと思います。そうすれば、この時間はただの思い出ではなく、糧という名の強さになってくれると思います。これだけの時間作り上げてくれた皆さんの姿は、大げさではなく本当に私たちにとっての今後の糧となりそうです。感謝しています。
最後になりますが、この体育祭の実現のために大変な準備を行い、当日の進行をスムーズに展開してくれた、体育科をはじめとするすべての先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今日は体育祭を実施できて本当によかった。ありがとう。
2024年10月5日 高校校長 堀井 雅幸