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2024年度卒業証書授与式 K3学年卒業生代表 答辞

 肌を刺すような冷たい外気が和らぎ、吹く風にも春の訪れを感じるようになりました。本日私たち卒業生のためにこのような盛大な式を挙行していただき、誠にありがとうございます。ご臨席していただいたご来賓の皆様、先生方、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

 須磨学園に入学してから三年間、私たちは本当にたくさんの方々に支えていただきました。

 理事長先生。須磨学園に入学する前、得点開示のときに廊下ですれ違った際、優しく話しかけていただいたことを私は今でも覚えています。

 学園長先生。東京研修でのマナー講習では、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。先生のお話は経験と知恵、そしてユーモアにあふれていて、非常に面白かったです。

 碓井先生。K3学年部長として、時にやさしく、時に厳しく、私たちを指導してくださり、ありがとうございました。先生の授業は、わかりやすいのはもちろん、説明の中で時折出てくる例えが毎回独特で、とても記憶に残っています。また、共通テストの壮行会のときにおっしゃっていた「Vサイン」は、本当に緊張が和らぎました。

 手島先生。学年副部長として私たちを指導してくださり、ありがとうございました。体育の時間や日々の学校生活の中で、厳しいお言葉をいただくこともありました。私たち生徒のことを思って言ってくださったことは、忘れません。

 担任の新里先生。私たちのことを信頼し、程よい距離感で見守ってくださり、うれしかったです。文化祭などの行事の際には、私たち生徒の考えを尊重してくださったおかげで最高の思い出ができました。高校生活最後の一年を先生の六組で過ごすことができて本当に良かったです。ありがとうございました。

 他にも、教科担当の先生や進路指導室の先生など、たくさんの先生方にお世話になりました。いつ学校に行ってもどなたか先生がいらっしゃって、とても心強かったです。先生方には感謝してもしきれません。卒業生を代表して、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 お父さん、お母さん。お父さん、時間があるとき、駅まで送り迎えしてくれてありがとう。9時学帰りで疲れているときや嫌なことがあってへこんでいるとき、お父さんの車を見つけると心がほっとしました。 お母さん、いつも温かいお弁当を作ってくれてありがとう。四時間の授業を受けてからお母さんのお弁当を食べる時間が私の毎日の楽しみでした。

 私の父と母をはじめ、保護者の皆様。朝早く学校へ行ったり、講座や9時学などで遅く家へ帰ったりする私たちのサポートは大変だったと思います。この恩を忘れることはありません。今日まで本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 卒業生のみんな。須磨学園での三年間をみんなと一緒に過ごすことができて、私は本当に幸せでした。文化祭も体育祭も研修旅行も、みんなのおかげでかけがえのない永遠の思い出になりました。

 苦しくても、みんなのおかげで前を向くことができました。みんながいたから、私は今日という日を迎えることができました。本当にありがとう。これから先、進む場所はそれぞれ違うけれど、須磨学園で過ごした日々を胸にお互い頑張りましょう。そしてまた会いましょう。

 在校生の皆さん、温かい祝辞をありがとうございました。高校三年生になるにあたって、不安もあるかと思います。けれど、この学校の中では周り全員味方です。皆さんが高校生活を無事に過ごせるよう、私たち卒業生も陰ながら応援しています。

 私は本日、須磨学園を卒業します。新たな生活の始まりに期待で胸を膨らませながら、環境の変化に不安や緊張もあります。それでも、“to be myself”を忘れずに、日々を歩んでいこうと思います。

 最後になりましたが、須磨学園のさらなるご発展をお祈りし、答辞の言葉とさせていただきます。

             

2025年3月1日 K3学年卒業生代表